村でつくったカシューナッツレシピを紹介します

私たちが村でつくったカシューナッツレシピを紹介していきます☆☆

シンプルな材料で簡単に作れるものばかりなので

ぜひ作ってみてくださいヽ(・∀・)ノ!

カンボジアインターンシップツーリズム~概要・事前準備・注意点~

インターンシップ・ツーリズムとは、地域の魅力発見に加え、地域の人と共に汗して体験することから学ぶ、新しい観光のスタイルです。
参加者は地域の名所や自然を満喫したり、美味しいものを食べたりするだけでなく、地域の人と同じものを食べ、同じ生活をしながら地域で働き、自分の出来ることで地域に貢献します。
例えば、絵を描くのが得意な人は看板等の絵を描いたり、電気の知識や技術がある人はソーラーパネルとバッテリーを使った電源、蓄電装置等を作ったり、農業が好きな人は農作業を手伝ったりします。
今までのような、来るだけ・見るだけの観光ではなく、実際に地域の仕事や問題に関わり、その解決に貢献することで地域の人たちから歓迎され、来た人も満足感や刺激、経験を得ることができます。

紹介動画はこちら!↓


HPで詳細を見たい人はこちら!

●準備しておくもの
●カンボジアでの注意点
●オクルカエ村での注意点

●オクルカエ村に行くまで

●1日目
 ・カシューナッツ加工体験(薄皮むき)
 ・湖・浄水場
 ・小学校
 ・カシューナッツ加工体験(スチ-ム)

●2日目
 ・カシューナッツ加工体験(ブレイクシェル)
 ・サンボーパゴダ
 ・カシューナッツ加工体験(ロースト)

●3日目
 ・サンボープレイクック遺跡群
 ・コミュニティマーケット

●最終日
 ・オクルカエ村を出発
 ・終わりに(お問い合わせ先)

●準備しておくもの

・着替え(宿泊する日数分)
・トレーナーなどの長袖でやや厚手の服
 ※乾季の朝夕は特に冷え込みます!
・タオル
・洗面用具
・トイレットペーパー(村の人たちは使わなかったりするので、持参するのが確実です)
・懐中電灯(携帯電話のライトでも代用可)
 ※充電はできるだけ日中にしておきましょう。
・水筒(ペットボトルで代用可。散歩等の際の水分補給用)
・デジタルカメラ(記録用。必要であれば)
・ノートパソコン(記録用。必要であれば)
 ※充電はできるだけ日中にしましょう。

●カンボジアでの注意点

・財布等の貴重品は各自でしっかり管理しましょう。スリなどもいるので、油断は禁物です。
・生水は、ミネラルウォーター以外は飲まず、水道水も沸騰させてから飲みましょう。
・食べ物も、お腹が丈夫でない人や不安な人はできるだけ火の通ったものを食べましょう。
・カンボジアのコンセントは日本の電化製品でも使えますが、電圧が違う(カンボジアは220~240Vで、日本は100V)ので、日本の電化製品
 をそのまま使うと機械が壊れます。
 ノートパソコンは変圧機能があるものも多いので、使えるかどうか確認しておきましょう(充電器のACアダプタの部分に書かれています)
 それ以外の家電製品を使う場合は変圧器が必要です。

●オクルカエ村での注意点

・電気はソーラーパネルで発電されたものしかありませんので、夜には使えなくなることがあります。
 充電が必要な携帯電話やノートパソコンはできるだけ日中に充電をしましょう。
・村での生活は自分のことは自分でするのが基本です。
 食事の準備などもできるだけ手伝いましょう。
・村にはガスがありませんので、料理をするときはかまどで火を焚いて行います。
 火事ややけどには十分注意しましょう。
・夜には蚊がたくさん出てきますので、虫よけスプレーを使ったり、長袖を着たりして刺されないよう対策を取りましょう。蚊取り線香も便利です
・洗濯はできますが、手洗いのみです。洗剤を持参しましょう。
・近くに小さな商店はありますが品ぞろえはかなり限られています。必要なものは事前に準備しておきましょう。
・インターネットはUSB式のワイヤレスモデムがありますが、回線速度はとても遅いです。
 また、台数が限られているので、お互い譲り合って、本当に必要な人が優先して使えるようにしましょう。
・お風呂は水浴びのみです。例えば村長さん宅に宿泊の場合、村長さん宅の水浴び場をお借りできます。
 もし他にホームステイの観光客が来ている場合は、観光客の方が水浴びは優先になります。

カンボジアインターンシップツーリズム~オクルカエ村に行くまで~

オクルカエ村に行くまで

ここでは、みなさんが飛行機で降り立つ首都プノンペンから、オクルカエ村に行くまでの道のりと方法を説明します。

プノンペンに着いたら、まずはバスに乗る準備をしましょう。
プノンペン市内の移動は徒歩だと少し距離があり、道も複雑なのでバイクタクシー又は、トゥクトゥクという三輪型の乗り物が便利です。
2人以上の場合は、トゥクトゥクがよいでしょう。
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これがトゥクトゥクです。

今回は、こちら(http://www.sokha-komartep.com.kh/)の会社のバスを使いました。
バスはシェムリアップ(アンコールワット遺跡がある町です)行きですが、途中でコンポントムという町に止まるので、そこで途中下車します。
バスに乗る際は、まずはバス会社の事務所でチケットを買います。
料金は外国人料金で1人8ドルです。
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また、プノンペン市内には地元住民向けから観光客向けまで様々な食堂やレストランがあります。
途中休憩は少しありますが、バスは5時間ほどの長旅なので、できるだけ食事をしてから行きましょう。
ちなみに、バス会社の目の前にもレストランがあります。
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この日の昼食。メニューはご飯、パイナップルと豚肉の炒め物、肉じゃがのような煮物です。
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時間が来たらバスに乗ります。
バス会社によりますが、ミネラルウォーター1本付いてくることもあります。
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あとは約5時間バスに揺られますが、悪路が多く揺れも激しいので、車酔いしやすい人はできるだけ眠ったり、薬を飲んだりして対策をしましょう。
窓から移る景色は見渡す限りの田んぼや豪華な寺院、市場、牛車で物を運ぶ人々、農村など、様々に変わります。
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ちなみに、バスの中では時々映画が流れるので、興味のある人は見てみるのも面白いです(ただし言葉はクメール語です)
途中休憩がある場合と、無い場合もありますので、お手洗いはできるだけ事前に済ませておきましょう。

長旅の末、ようやくコンポントムに着きました。
コンポントムは、プノンペンより小さい町ですが、レストランやお店などはあります。
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バスを降りてすぐの所にレストランがあるので、そこで食事を済ませてから村に行くのもよいでしょう。
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料金は白米が0.5ドルで、2~4ドルで肉料理や野菜いため、シーフードなどがあります。
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ここからはバイクタクシーやトゥクトゥクを使ってオクルカエ村に向かいます。
準備が出来たら、オクルカエ村に向かいましょう。
バイクだと1時間ほどかかり、料金は1台5ドル前後です。(夜間は値上がりの可能性があります)

お昼にプノンペンを出発すると、オクルカエ村に着くのは夜になりました。
オクルカエ村に着いたら、村長さんにご挨拶したり、子どもたちへの英語レッスンに参加したり、きれいな夜空を見てゆっくり休みましょう!

カンボジアインターンシップツーリズム~1日目~

●カシューナッツ加工体験

オクルカエ村では、カシューナッツの加工体験ができます。
この村にはカシューの木がたくさん生えていますが、これまでカシューの実や種(これが加工されてカシューナッツになります)は技術力不足により村の中では加工できず、全てタイやベトナムなど海外から来るバイヤーに売っていました。
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カシューの木

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カシューの実

そこで2年前、CWAはこの村で、カシューナッツの加工プロジェクトを村の人たちと協働で始めました。
自分たちでカシューナッツを加工して付加価値を付けて売れば、殻付のまま売るよりも高い収益をあげられ、それが最終的にはコミュニティの持続的な仕事づくりとなり、若者が単純な労働者として村外に出て行ってしまうことの歯止めになります。
また、世界遺産登録向けて活動中のサンボープレイクック遺跡を見に訪れる観光客が増えたとき、見どころの一つとして生かすことができます。
このカシューナッツを通した村との協働も今年で3年目になりますが、今では6種類以上の味付きカシューナッツを商品開発したり、オクルカエ村にあるCWA運営のカフェや、つながりのある日本の消費者の方に少しずつ販売したりできるまでになりました。

●カシューナッツの薄皮むき

1日目には、カシューナッツの薄皮むき体験をしました。
私たちが普段見かけるカシューナッツは白くて勾玉のような形のものが一般的ですが、実はカシューナッツもピーナッツのように薄皮が付いています。
この薄皮はとても渋く、商品にするためにはこの薄皮も取らなくてはいけません。
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薄皮の付いたカシューナッツ

ピーナッツのように簡単にはむけず、スプーンの柄や手を使って丁寧にとり、仕上げに歯ブラシできれいにしていきます。
なかなか細かい作業で力の入れ方を間違えるとカシューナッツが割れてしまうので慎重に進めます。
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コツが要るのでやや難しい作業ですが、楽しくもあり夢中になれます。
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現地スタッフのチャンニンさんは目の前で手早く、きれいに薄皮を取っていきます。
さすが村で一番加工に関わっているだけあって、圧倒的なスピードです。
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●湖・浄水場

午後からは少し村を離れて散歩をします。
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オクルカエ村から歩いて5分ほどの所には、大きな湖があります。
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湖には浮稲が残っていたり、魚取り用の仕掛けがあったり、村の生活と結びついています。
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湖のふもとの木には、葉っぱでできたアリの巣がありました。
近づくと大きな赤いアリが足を噛んできます(しかも、結構痛いです)。
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ちなみに、湖を見ていたら何故か村長の犬のタオ(クメール語で「ライオン」)と、子分のような犬がやって来ました。
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湖のすぐそばには、村の小さな浄水場があります。
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ここで作られた水は専用のボトルに入れられ、付近の村15か所以上で使われています。
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こうして、この地域の人たちは、自分たちで飲む水を自分たちでまかなっているのです。

●小学校

村から歩いて20分くらいの所には、周辺の子どもたちが通う小学校があります。
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訪問したのは日曜日で授業はありませんでしたが、子どもたちが遊んでいました。
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教室の中には所狭しと、机いすが並んでいました。
授業もきっとにぎやかでしょう。
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こちらは図書館で、比較的新しく建てられたようです。
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小学校と言うと懐かしい響きがありますが、国が違うとまた新鮮に見えます。

●カシューナッツのスチーム

散歩から帰ってきたら、もうすっかり夕方になっていました。
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今日は最後にもう一つ、体験をします。
カシューナッツは、たいへん固い殻に覆われているので、割りやすくするためにスチーム(蒸す)をします。
オクルカエ村には電気もガスもないので、スチームをするときはかまどで火を焚き、大型の圧力釜を使います。
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圧力釜の下の方に水を、上の方にカシューを入れ、あとはひたすら火で炊きます。
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水が沸騰した後、35分間スチームします。

この待ち時間を利用して、晩御飯も作ってしまいます。
今日の晩御飯はナマズのような魚の焼き魚です。
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スチームの圧力釜は時間が来たら火から離し、釜の中の蒸気を抜きます。
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この蒸気抜きの作業はなかなか迫力があります。
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蒸気が抜けたら、やけどに気を付けながら蓋を開け、カシューを別のかごに移します。
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この作業を3,4回繰り返してこの日の作業は終わりです。

夜には、村の人と語り合ったり、CWAメンバーが開催している村の子どもたちのための英語教室に参加したり、満点の夜空を眺めたりしてゆっくり休みましょう。

カンボジアインターンシップツーリズム~2日目~

●カシューナッツのブレイクシェル

2日目の午前中は、カシューナッツ加工体験の続きをします。
昨夜スチームしたカシューの殻を、器械を使って割っていきます。
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殻を割るための器械は、足でペダルを踏むと台の上の刃が動き、カシューの殻が割れる仕組みになっています。
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カシューナッツはウルシ科の植物で、殻を割るときに出る油に触れると皮膚がかぶれてしまうので、手袋と服をしっかり着込んで対策します。
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殻を割るのは見ていると簡単そうですが、上手くいかないとナッツが割れてしまうので、なかなか難しいです。
しかし、ここでもチャンニンさんは手早く次々と殻を割っていきます。
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この作業が終わると、ようやく私たちが普段知っているカシューナッツらしくなってきます。
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●サボーパゴダ

午後からは、少しバイクやトゥクトゥクで村の外へ出かけます。
ここは、オクルカエ村からバイクで15分ほどの所にある、サンボーパゴダという仏教寺院です。
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敷地は広く、いろいろなものがあります。
まず、入ってすぐの所に新旧2つのお堂があります。
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古いお堂は柱と屋根だけの吹きさらしの建物ですが、仏像が3体置かれており、天井にも趣のある天井画があります。
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仏像の顔は日本の仏像とずいぶん違い、仏像そのものもカラフルです。
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新しいお堂は建設中の建物ですが、中に入ることができます。
外見も内装も色鮮やかで、様々な飾りがされています。
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お堂の中には、お釈迦様の生涯を描いた壁画と天井画が大きく描かれており、見応えがあります。
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仏像も見上げるような大きさで、台座の後ろには菩提樹の模型があります。
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ただし、まだまだ建設途中のようです...
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外に出ると、お堂の屋根に付けられた鐘の音が静かに響いており、心がふっと落ち着きます。
また、敷地内には所々ストゥーパ(仏塔)が建てられています。中には遺骨が安置されています。
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大きな船も飾られていました。何十人もの人が漕いで動かす競技用の物だそうです。
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僧侶たちが生活・修業している建物もありました。
こちらは、今回見学できずでした。
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同じ仏教寺院でも、国や宗派が違うとここまで違うのかと驚かされました。

●カシューナッツのロースト

オクルカエ村に戻ったら、殻を割ったカシューナッツの加工をします。
カシューナッツは、殻をむいてすぐのときはまだ生で美味しくなく、外側についている薄皮も大変渋いので、オーブンにかけてロースト(炒る)し、薄皮もむいていきます。
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これがオーブンです!

オーブンは、7時間ほどかけて70℃~80℃の温度でゆっくりとローストします。
ナッツをローストすることで食感が良くなり、薄皮もむきやすくなります。
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今日は、このカシューナッツをオーブンに入れて終了です。

ちなみに、このオーブンはなんと!ソーラーパネルから電気を作って動かしています。
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しかも、CWAメンバーと村のメンバーの手作りの逸品なので、この機械は見ものです。
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カンボジアインターンシップツーリズム~3日目~

●サンボープレイクック遺跡群

最終日は、このツーリズムでも注目の見どころである古代の遺跡、サンボープレイクック遺跡群を訪れます。
オクルカエ村からモーターバイクで5分です。

サンボープレイクック遺跡群は7世紀ごろに造られたヒンドゥー教の寺院群で、今は、周囲は深い森に覆われていますが、最盛期にはヒンドゥー教の王国が栄え、数万世帯もの人たち住んでいたと言われています。
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なんと、カンボジアの象徴ともいえる世界遺産、アンコールワット遺跡よりも500年近くも古い遺跡なのです。

拝観する際は、最初に、少し離れた事務所でチケットを買います。
チケットは1人3ドルです。
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遺跡群の入り口には小さい商店やレストランもあり、人が集まっています。
外国人観光客も来ています。
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サンボープレイクック遺跡群は、建立から1300年以上もの月日が経っているにもかかわらず、遺跡の多くは当時の姿を良く残しており、荘厳な雰囲気に満ちています。
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巨大な木と一体化しているような塔もあり、長い時の流れを感じられます。
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塔はレンガ造りで中は吹き抜けになっており、上から降り注ぐ光がとても神秘的な光景です。
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中には、今なお当時祭られていたハリハラ神像やシヴァ神像を祭っている塔も多く残っています。
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他にも、入口にライオンの石像を置いた建物や、ローマなどの様式の影響が見られる像や柱の模様もあります。
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一方で、長い年月を経て風化、崩壊してしまった建物も多くあります。
例えば、遺跡群の周りには外塀がありましたが、今は崩壊してしまっているものがほとんどです。
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外壁にひびが入った塔も多くあります。
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しかし現在、遺跡補修のチームによる保存や補修がされ、修復されている塔も多いです。
外からワイヤーで縛ったり、塔の中に骨組みを立てて支えたり、屋根を付けて雨が入るのを防いだりと、様々な方法で遺跡が崩壊するのを防いでいます。
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遺跡群を歩いて回って1時間半ほどの見学でした。
歩き回って疲れた後は、遺跡の入り口にあるレストランでご飯を食べることもできます。
今回は、ご飯と魚のスープをいただきました。一人2、3ドルから楽しめます。
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現在、サンボープレイクック遺跡群は世界遺産への登録に向けて活動が進められており、これが実現すれば、カンボジアで第3の世界遺産になります。
オクルカエ村に来たら、ぜひ一度見に行きましょう!

●コミュニティーマーケット

また、サンボープレイクック遺跡群の近くでは、コミュニティーマーケットが建設中です。
ここでは近隣のコミュニティの生産物が販売される予定で、2014年完成予定です。
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明日は4日目、最終日で朝早くの出発なので、夜は帰る準備を済ませ、早めに休みます。

カンボジアインターンシップツーリズム~最終日~

●オクルカエ村を出発

4日目はインターンシップツーリズムの最終日で、朝7時発のトラックに乗って村を出発します。
この日は、バイクで行商人の人が来ていたので、朝食用にカンボジア・ヌードルを買ってみました。
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朝食を食べ終えると村の人たちとお別れを済ませ、町に向かうトラックに乗ります。
ちなみに、このトラックは荷台に長椅子が置いてあるだけで、どうやら荷物を運ぶ際の空きスペースに人を乗せて運んでいるようです。
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料金は一人3,000リエル(75円くらいです!)と、かなりお得です。
観光客向きではなさそうですが、便利なので地元の人たちが多用しています。
風を切って進むのが、大変気持ちいいです。

目的地のバス停に着く前に、一度トラックの荷卸しのために途中下車します。
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再びトラックに乗り、無事に町のバス停に着いたら、プノンペン行きのバスのチケットを買ってバスが来るのを待ちます。
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コンポントムのバスの待合スペース。
奥には床屋があります。

待ち時間が長いようであれば、近くのお店で買い物をしてもいいでしょう。
今回は、バス停の隣のお店で、バスの中で食べる用のパンを買ってみました。
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バスが来たら、再びプノンペンまでバスの長旅です。

●おわりに

オクルカエ村のインターンシップツーリズムはいかがだったでしょうか?
今回のプランはほんの一例で、滞在期間や体験の内容もご相談に応じます。
CWAのインターンシップツーリズムは、どなたのご参加も歓迎いたします!
お問い合わせ、ご質問等は、以下のメールアドレスよりお気軽にお尋ね下さい。
info@waa-bc.com (担当:山田加奈)

日立金属株式会社 様、株式会社日立金属安来製作所 様、Go-YEN.netしまね 様

 カシューナッツはハンマーでも割れない固い殻でおおわれていて、大まかな工程は蒸す、殻を割る、乾燥させる、薄皮を剥くというものです。
 私たちはすべて村の若者やお母さんたちと一緒に加工をしていくため、各工程においてスピードアップが求められます。
 
初年度である昨年(2012年)は2トンのカシューの加工を試行錯誤しながらも何とかやりきりました。
そして今年2013年はその5倍の10トンのカシューを仕入れたため、何とか加工工程を早められないかと頭を悩ませていました。
 
問題の一つは、固い殻を割る工程の機械の替刃がすぐに変形したり、錆びてしまうということ。
そこで、ここ10年ぐらい若者の活動を応援してくださっている奥出雲多根自然博物館 館長:宇田川 和義さんに相談してみることにしました。
 
奥出雲には、"たたら製鉄"の歴史があり、天秤ふいご、鉄穴(かんな)流し法などの技術革新がなされたなど、すごい歴史があります。
実は、私たちと活動を共にする島根県の「旅館吉田屋」や「行って楽しい・迎えて嬉しい石見銀山NPO」とは国際会議を開催するなど協働したこともあり、当時仁多郡奥出雲町の地域振興課の課長さんだった宇田川さんとはそれ以来のお付き合いです。
 
宇田川さんはすぐ、替刃の精度を上げられないかと、奥出雲の技術者・経営者でいらっしゃる三澤誠さん(エヌ・イー・ワークス 代表取締役社長)をご紹介してくださいました。
 
三澤さんは"ドライ・エディブル・フラワー"(=食べられる花びら。お料理を彩ったり、アクセサリーとしても利用できるもの)などをはじめとし、面白くて地域を盛り上げるプロジェクトや商品を、全国を飛び回りながら精力的に生み出しておられるということ。初 めてお会いした時からとても意欲的に相談に乗ってくださり、三澤さんとそのご友人が加入しているモノづくりグループGO-Yen.Net(異業種モノづく りグループ現在25社)が日立金属さんを訪問し、工場長、副工場長をはじめプロジェクトに賛同して頂き、通常分析だけでもかなりの費用がかかる素材の解析 とアドバイスをご厚意でして頂きました。その技術は本来、特殊金属の解析や経年変化、品質保証や解析に用いる手法で非常に専門性の高いものだそうです。そ れをわざわざ私たちのためにしてくださったということ!
 
その後、その解析をもとにGO-Yen.Netの皆様が、精度の高い替刃サンプルを無償で作成してくださいました!
皆様のプロジェクトに対する 深いご理解とモノづくりに対する情熱によって実現したこの御縁。必ずや成功させなければ!と現在、現場では実験と検証を進めています。
 
「たたら製鉄カシューナイフ」でサクサクカシューを割る日も近い!
皆様ご協力ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!
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今年のお歳暮に、カシューナッツはどうですか?

こんにちは!CWAカンボジアのお歳暮担当 山田かなです!

プノンペンに在住の日本人のみなさま、
今年のお歳暮に、カシューナッツはいかがでしょうか!

わたしたちCWAカンボジアのカシュープロジェクトは、2年の月日を経て
多くのご支援・ご協力をいただきながら、ようやく、「商品化」という段階にまでもってくることができました。

これを、村の人たちを巻き込んで、継続したコミュニティの仕事にしていくことが、これからの課題です。
カシューナッツの加工まではラインが整ってきたところなので、そこからカシューナッツを商品にして、売っていくということが、わたしたちの次なる取り組みとなります。


今回、カシューナッツの詰め合わせをつくりました。

まだまだ未熟ながらも精いっぱいをつくし、お歳暮という形で、商品と共にみなさまに想いを届けます。

以下で少し、商品についてご紹介します。

商品の内容は、カシュー菓子(味付きカシューパームシュガー、ソルト、スパイス、プレーン、薄皮付、カシューナッツバーなど)の中から9袋を箱詰めの予定です。お歳暮.png

ちなみに、、これまで商品をお求めいただいたお客様方には、ソルトや薄皮付など、塩がきいているおつまみ系の大人味が人気でした。子供にはパーム シュガー味が好まれています。

箱は、パームリーフ(ヤシの葉)を使って、村のお母さんたちが手作りしています。
お母さんたちは大量注文にこたえるべく、今必死につくってくれているところです。コミュニティのためになるならと、わたしたちの取り組みに共感し、いつも協力してくださっているお母さんたちです。

村のおかあさんパームボックスづくり1.JPGのサムネイル画像

 

そのほかにも、これまた手作りのランチョンマット2枚がついてきます。
1枚は、カシューと一緒に箱に入っており、もう1枚は、箱のフタとして機能しています。
コミュニティのみなさんと協力して仕上げた一品です。大切な方への贈り物にいかがでしょう?


追加でのご注文もお受けしますので、「どんな感じかまずは見てみないと・・」という方も、まずはご連絡ください。

みなさんとチームとなって、コミュニティを応援できる関係構築を目指していきます。


以下、お歳暮詳細です。
*----*----*----*----*----*----*----*----*

カシューナッツお歳暮(その他贈り物や、ご自宅用としてもご注文いただけます。)

価格:$30
内容: カシュー菓子(味付きカシューパームシュガー、ソルト、スパイス、プレーン、薄皮付の中から8種類、カシューナッツバー1種類)詰め合わせ。

・「のし」の有無がお選びいただけます
・ 各贈り先ご住所宛への配送が可能です
・ ご自宅用としてもご注文いただけます (その際も、ご自宅までお届けします!)

・申込み締切は、11月30日です


お問い合わせ:info@waa-bc.com(お歳暮担当:山田加奈)

プノンペン在住の方:商品をご自宅にお届けします!

★ プノンペン市内在住の方に朗報です!

CWAカンボジアではこの度、お客様への商品配達を開始いたしました!

以下のご注文フォーマットに記載の上、info@waa-bc.com(担当:山田)までお送りください。

(フォーマットの記入は、「記載例」をご参考になさって下さい)

==========================

★ ご注文内容

〇 お名前(フリガナ):

〇 ご住所(英語でお願いいたします):

〇 ご注文商品:

以下から、種類と個数をお選びください。

味付きカシューナッツ プレーン味(70g)     価格:$3 

味付きカシューナッツ パームシュガー味(70g) 価格:$3

味付きカシューナッツ スパイス味(70g)準備中 価格:$3 

味付きカシューナッツ ソルト味(70g)       価格:$3 

薄皮付カシューナッツ(70g)             価格:$3 

緑茶カシューナッツ(70g)               価格:$3 

生カシューナッツ(70g)                価格:$3 

カシューナッツバー(2本入り、40g)         価格:$3 

カシューナッツバー(1本入り、15g)         価格:$3 

〇 その他、ご質問等あれば:

==========================

 記載例

〇 お名前(フリガナ):山田 はなこ(ヤマダ ハナコ)

〇 ご住所(英語でお願いいたします):#701, St K5/105R, Toul Sangke Sangkat, Khan Russei Keo, Phnom Penh

〇 連絡先電話番号:+855 XX XXX XXX

〇 連絡先メールアドレス:info@waa-bc.com

〇 注文商品:

薄皮付カシュー 2

緑茶カシュー  2